あなたの家に「佐藤太清」の作品が眠っていませんか?

戦後の日本画壇を支え、花鳥風景画を確立した功績により文化勲章を受章した、福知山出身の画家・佐藤太清。
そんな太清の作品が、ご家庭でそっと眠っていないでしょうか?
このたび、市民の皆さまのご協力をいただき、佐藤太清の作品を発掘し、展示する特別イベントを開催します。
皆さまからご提供いただいた作品は、2026年1月に開催予定の展覧会でご紹介いたします。
大切に保管されてきた一枚が、多くの人々の前で輝く、その特別な瞬間を一緒に迎えてみませんか?
佐藤太清の作品と思われるものをお持ちの方は、ぜひご一報ください。
募集について
募集期間
2025年9月1日(月)〜 10月31日(金)
問い合わせ先
一般社団法人福知山芸術文化振興会
電話:050-3198-9596(受付時間:10:00〜17:00)
Mail:fukuchiyama.artculture@gmail.com
※佐藤太清の作品募集に参加したい旨をお伝えください。
作品調査について
福知山芸術文化振興会のスタッフと本イベントの監修を務める安田晴美さんがご自宅へ伺い、丁寧に拝見させていただきます。
作品調査期間
2025年11月下旬頃
※日程はご提供者様と相談の上、決定いたします。
私たちがお伺いします!

写真左:吉田佐和子(福知山芸術文化振興会 代表理事)
写真右:坂根ここの(福知山芸術文化振興会 事務局長)
監修

安田 晴美
祖父である日本画家・佐藤太清のもとで育つ。近現代美術の展覧会企画及び運営業務を経て2004年より佐藤太清の著作物管理、展覧会企画などを担当。松竹の委嘱により歌舞伎座筋書では日本画コーディネイトと解説、淡交社「なごみ」ではアートエッセイを連載。’16年より日展第一科日本画外部審査員委嘱を2回。’23年より歌舞伎座所蔵作品管理顧問。現代社会と日本画の糸口を探り活用を模索することが研究テーマ 。佐藤太清展巡回展では展覧会企画・図録執筆を担った。本年は八代目尾上菊五郎・六代目菊之助襲名披露公演にて日本画解説を担当中。
展覧会について
わが家の太清 — 市民が発掘する未公開作品展 —
日程:2026年1月12日(月・祝)、13日(火)
場所:市民交流プラザふくちやま ギャラリー
京都府福知山市駅前町400(JR福知山駅北口すぐ)
このイベントが生まれた経緯

2025年2月に「見てみよう!話してみよう!鑑賞ワークショップ」と題して、日本画家・佐藤太清の世界と地域を結ぶ対話型ワークショップを開催しました。
美術館で作品を鑑賞したあと、佐藤太清の貴重な作品の数々を市民の皆さんにもっと知っていただくために、参加者の皆さんと一緒に企画を考えました。その案の中から実現したのが、今回の「わが家の太清 — 市民が発掘する未公開作品展 —」となります。
クレジット
主催:(一社)福知山芸術文化振興会
制作:株式会社Locatell
後援:福知山市