米袋で大地のダンス 開催レポート

2025年9月28日(日)、福知山在住のダンサー・Canaさんを講師に迎え、創作とダンスを楽しむワークショップ「米袋で大地のダンス」を開催しました。
会場に到着した参加者は、まずギャラリーで衣装づくりからスタート。

開場時間には、保護者の方が着る衣装から制作を行いました。

シールを貼ったり画用紙を切って貼り付けたりと、子どもたちは手軽な制作を楽しみながら少しずつ創作の世界に引き込まれていきます。
Canaさんから「普段はお米を入れる米袋が、特別な衣装に生まれ変わるよ」というお話があると、子どもたちは目を輝かせて米袋を見つめ、どんな衣装にしようかと真剣に考えていました。

テープや布を重ねて貼ったり、絵を描いたりと、それぞれが工夫を凝らし、個性的な衣装が次々と完成していきます。


衣装ができたら、舞台は市民交流スペースに作った「森」へと移動します。

今回はFlorist Salt(ソルト)さんのご協力により、山から切ってきた木を会場に飾りました。木を立てる土台部分の丸太のスライスは、伊東木材株式会社さんにお世話になりました。

また、本物の野菜やススキを使った祭壇や門を設け、会場の演出にもこだわりました。

森に足を踏み入れた瞬間、子どもも大人も「わぁ」「すごい!」と声をあげ、思わず見入る場面も。

最初は全員でのパレード。自作の衣装をまといながら歩く姿は、森の仲間の一員になったかのような生き生きとした表情でした。

続いて、それぞれが自分の衣装に合ったポーズを考え、互いに見せ合う時間。

笑い声や歓声が響き、会場は温かな空気に包まれました。

まねっこダンスでは、Canaさんの動きを真似しながら、音楽に合わせて体を動かしました。

最後は、鈴をつけたうちわを叩いて音を奏でながら、再びパレードへ。

ススキの門をくぐり、野菜が飾られた祭壇を眺めながら、秋の森を探検するように進んでいきます。

ハイタッチで触れ合ったり、思い思いに歩いたりしながら、それぞれの楽しみ方で森の空気を味わっていました。


一つとして同じデザインがない、一人ひとりの個性が光る衣装を身にまとい、満足感あふれる笑顔がたくさん見られました。

今回のワークショップでは、ものづくりと身体表現が融合し、五感で楽しめる特別な時間となりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
お客様のお声
アンケートで皆様から寄せられた声をご紹介いたします。
⚫︎自宅で工作をすることが少ないのでとても良い機会になりました。
⚫︎2時間とは思えないほど充実していました。とっても楽しかったです。外を散歩したり、色々な人にもみせてあげたかったです。第2回もお願いします!
⚫︎米袋というのがおもしろく、材料もたくさんあり、こどもと集中して想像力を高めながら制作することができました。ダンスもストーリーがあり、とても楽しかったです。毎月あれば参加したいです。
⚫︎とっても楽しかったです!!!子供達が喜ぶこといっぱいで大満足の時間でした。
⚫︎スタッフのみなさんに楽しませていただきました。森もステキでした。思い出に残るイベントありがとうございました。
⚫︎体を沢山動かしたり、自由に工作するなど、普段できないこと+家遊びの参考になるものでした。
⚫︎親子で一緒に考えながら制作する楽しさや、他の親子さんのデザインアイディアをみれて、色々な発想の楽しさも味わえて良かったです。ダンスの身体表現ものびのびできて楽しかったです!大人であることを忘れて思いきり表現できました!
出演者のSNS
Canaさんの活動を是非チェックしてみてくださいね!
ダンサー:Cana
Instagram:https://www.instagram.com/c_an.a
クレジット
主催:(一社)福知山芸術文化振興会
後援:福知山市
制作:(株)Locatell
写真・動画撮影:(株)Locatell