花岡麻里名ミュージカルワークショップ2024イベントレポート

2024年9月2日

2024年8月23日〜25日に、福知山在住のミュージカル女優の花岡麻里名さんによる「花岡麻里名ミュージカルワークショップ2024」が行われました。

花岡麻里名さんは、劇団四季をはじめ、数多くのミュージカル舞台で活躍されています。

この企画は昨年に引き続き今年で2回目となり、昨年の参加者も含め、小学2年生～高校2年生まで11人の子どもたちが集まってくれました。

また、今年もアシスタントとして天上さくらさん、天上うららさん、佐伯侑梨加さんが加わってくださり、子どもたちの歌やダンスに対してアドバイスをしてくださいました。

ワークショップは3日間にわたって開催。中丹勤労者福祉会館で2日間練習を行い、3日目の25日には、福知山市夜久野町で開催される「やくの高原まつり」への出演に向けて、今年は“ふくちやまMusical Stars”と銘打って、昨年よりもレベルアップしたミュージカルステージを創り上げていきました。

まず1日目は、昨年参加していた子たちが、「久しぶりー！」「今年も会えたね！」と再会を喜ぶ姿からスタートしました。

そんな和気あいあいとした雰囲気の中、初めて参加する子たちもどんどん緊張がほぐれて行っている様子でした。

練習は毎回、楽しいゲーム型のストレッチから始まります。

みんなでワイワイ、キャーキャー言いながら、体も心もほぐしていくことで、仲間との絆も深まり、身体表現の準備ができていきます。

その後、声出しやセリフの練習、ダンスの振り付けなどを繰り返していき、覚えたことが少しずつ繋がっていくことで、最後は一つのパフォーマンスになっていきました。

指導してくださる花岡さんの優しくも熱い声が会場に響くなか、次々と出てくる振り付けやセリフを覚えてついていこうと頑張る子どもたちの姿には、真剣な中にも心から楽しんでいる様子を感じることができました。

花岡さんの楽しくて面白くて的確な指導に、初めは恥ずかしさや緊張が見えていた子どもたちも、みるみるうちに声が出るように！

表情が豊かになり、動きが大きくなり、練習期間3日間とは思えないほどのパフォーマンスとなりました。

ワークショップ3日目。いよいよ本番に向けて練習を終えたとき、一人ひとりが頑張りたいことを発表しました。

そして、花岡さんよりメッセージつきのチョコレートをいただきました。

チョコレートには、個別にメッセージが書かれており「緊張した時に食べると元気が出る”魔法のお菓子”だよ」と手渡しされ、子どもたちはドキドキわくわくしながら、ステージのある夜久野へ出発しました。

ワークショップ2日目、3日目は突然のゲリラ豪雨に見舞われ、やくの高原まつりのステージは濡れていたりテントが立っていたりと、想定外のこともありました。

でも、「頑張って練習してきたから大丈夫」とみんなで励まし合いながらステージに上がっていく子どもたちでした。

そして、いよいよ夜久野のステージでのパフォーマンス。

10分間、歌って、踊って、全身で表現して、楽しい雰囲気の中、大成功に終わりました。

ステージを終えて舞台袖に帰ってきたときの子どもたちの顔は、やり切った嬉しさと冷めやらぬ興奮でいっぱいでした。

終演後は、今回の講師をつとめてくださった花岡さんが司会者からのインタビューにお答えされました。

ステージを降りたあとは、みんなで記念撮影！

感動と興奮で、なかなか帰ろうとしない子どもたち。

たった3日間の練習期間にも関わらず、本当にみんなが大きく成長したように感じました。

「来年も参加したい！」と言ってくれる子もあり、来年の再会を楽しみに帰っていく子どもたちと花岡さんとアシスタントのみなさんでした。

参加してくれた子どもたちはもちろん、周りの大人にとっても素敵な思い出となりました。

また来年、また一つ大きくなったみんなに会えることをスタッフも楽しみにしています。

3日間、ワークショップの開催に当たりご協力いただいた、花岡麻里名さん、アシスタントの皆さん、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。