参加型音楽ワークショップ♪Shall we ミュージック!? イベントレポート

4月12日(土)に『参加型音楽ワークショップ♪ Shall we ミュージック⁉』が開催されました。

福知山市内でトロンボーン奏者として活動しながらカレー屋さんを営んでおられる、森岡尚之さんの想いから生まれた今回の企画。

「楽器を弾く人も聴く人も、みんなが参加者で表現者で、それぞれの楽しみ方で自然と楽しめる時間を生み出したい」という森岡さんの想いに演奏者、ダンサー、スタッフが集まり、イベント開催に向けて動き出しました。

最初にピアニスト・音楽ワークショップリーダーの古橋果林さん、コントラバス奏者の坂井美保さん、そしてトロンボーン奏者の森岡さんが登場!オープニング曲を演奏されました。

「ハバネラ」の途中からダンサーの石橋克也さんと青柳真由さんが登場し、社交ダンスを踊ってくださいました。

普段あまり見ることのないプロの華麗なダンスに、お客さまの注目が集まります。

演奏を聴いてダンスを見た後は、いよいよみんなで体を動かします!

2歳から70代の方まで21名のお客さま全員が立ち上がって、ウォーミングアップから参加されていました。

2人1組になって手を合わせて、一緒にステップを踏んでみたり回ってみたり。

初対面のお客さま同士でも、「これも何かのご縁ですね!」と笑顔でペアを組み、楽しそうに踊ってくださいました。

会場の雰囲気も明るくなり、ダンサーの石橋さんから「皆さん、もうバッチリですね!」と声がかかると、さらにステップが軽快になっていくようでした。

次の曲「インザムード」では、ピアノ、トロンボーン、コントラバスのソロ演奏を、楽器の周りに集まって聴きました。

大きな楽器の迫力ある演奏に驚いたり、演奏者の手をじっと見つめたりしながら、間近で音を楽しみました。

次はカッパを持って雨の世界へ!

カッパを叩いたりなでたりすると、だんだん雨の音に聞こえてきます。

雨でぬれたカッパを乾かすためにバサバサと振る音も楽しみました。

カッパを持ってクルクル回ってステップを踏めば、もう自然とダンスの出来上がり!

最後の曲は「A列車で行こう」です。

みんなで繋がって列車になり、楽器の間を走っていきます。

たくさん体を動かして笑顔が増えていくお客さまの様子が印象的でした。

〈プログラム〉
・オペラ「カルメン」より「間奏曲」「ハバネラ」/ビゼー
・You’ve got a friend in me/ランディ・ニューマン (トイストーリー主題歌)
・In the Mood/アンディー・ラザフ、ジョー・ガーランド
・Singin’ in the Rain(雨に唄えば)/ナシオ・ハーブ・ブラウン
・リベルタンゴ/アストル・ピアソラ
・Take the “A”Train(A列車で行こう)/ビリー・ストレイホーン

森岡さんの想いの通り、お客さま一人ひとりが自分らしく音楽とダンスを楽しむことができ、とても温かく穏やかなワークショップとなりました。

豊かな芸術体験を届けてくださった森岡さん、古橋さん、坂井さん、石橋さん、青柳さん、そしてイベントにお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました!

クレジット

主催:(一社)福知山芸術文化振興会
後援:福知山市
制作:(株)Locatell
写真:田中梨乃

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