第4回 地域と芸術文化について考えるトークイベント開催レポート

地域と芸術文化について考えるトークイベントの第4回目は、愛知県から、公益財団法人かすがい市民文化財団 プロデューサーの西野裕之さんにお越しいただきました。

「子どもたちの豊かな感性を育むアウトリーチ活動の重要性」ということで、前職であり名古屋の宗次ホールでのご経験や、現在財団で行っておられる小学校でのアウトリーチ公演についてお話いただきました。

ホールから外へ飛び出し、聴衆に音楽を届けるアウトリーチ公演の意義や、音楽の授業の代わりとしてのアウトリーチの可能性や、そこで求められる役割は今後益々高まるのではないかと思います。

実際のアウトリーチの様子も動画で見せていただき、様々な実践を知ることができました。

また、親睦会では参加者の皆さんからの質問に丁寧にお答えいただき、参加された皆さんもそれぞれに学びのある時間だったと仰っておられました。

なお、子供の体験格差に関する実態調査は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンが122ページにも及ぶ報告書を書かれています。発行も今年の7月ですので、ご興味を持たれた方は是非ご覧ください。
https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/cfc_taiken_report2307.pdf

ちなみに、弊社代表の吉田佐和子が宗次ホールに研修に行かせていただいたことがあります。
その時の様子は株式会社Locatellのサイトに掲載されているので、ご興味があれば是非ご覧ください。

▼名古屋・宗次ホールでの1週間の研修で学んだこと
https://locatell.net/munetsuguhall/

また、今日は先月滋賀の文化・経済フォーラム主催の第16回文化ビジネス塾で吉田と共に登壇された、大阪音大4年生の澤田青空さん、豊岡の芸術文化観光専門職大学3年生の粒耒楓彩さんも参加してくださいました。

左から、粒耒さん、吉田、澤田さん

弊社では、次代を担う若い人々が学ぶ機会や活躍する場を創ること、そして学んだ知識や経験を共有し業界全体を更に活性化させることが重要だと考えています。

お2人はランチを一緒に食べたあと、町を歩いて福知山城に登ってくれたようで、短い時間ではありましたが、福知山に来ていただけて大変嬉しかったです。

シリーズで夏から行ってきたこのトークイベントの最終回は福知山芸術文化振興会の理事であり、東京芸術大学大学院 教授の箕口一美さんに「アーティストにとっての地域とは」というタイトルでお話いただきます。

現地参加・アーカイブ配信で開催しますので、気になった方は是非お申し込みください。
https://teket.jp/5587/29667

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